青蓮院から坂を上ってやって来たのは知恩院。トム・クルーズ主演の映画「ラスト・サムライ」のロケ地として有名な巨大な三門(国宝)がシンボルです。圧倒的な存在感を示すこの門が、なんと現代アートの舞台になっていました。裏へ回ると、軽快な電子音楽に合わせて、七色の光が軒下の木をまるで鍵盤のように照らし、演奏しているような錯覚になります。
辰年にちなんで、龍のような動きもあり、斬新な光が出現するたびに歓声が上がっていました。7年前にはなかった演出です。昨年、
マンガミュージアムや
岡崎でも似たようなアートを見ていて、京都のライトアップはこれがブームのようです。入場無料で上映時間は15分。石段を観客席に見立て、入れ替え制で見学します。(~3/20まで)