カテゴリ:知床(北海道)( 19 )
2009年 10月 15日
エピローグ・知床観光を充実させるために
b0067283_12371444.jpg帰りは、女満別空港から東京経由で関空へ帰りました。北海道が本拠地のエア・ドゥと北九州に拠点を置くスターフライヤーに初めて乗りました(→)。夜の闇に溶け込む真っ黒の機体に、息子は「こわい~」と後ずさり。中のシートも黒で統一し、ビジネス使用の雰囲気。でも、モニター画面では、「ぜんまいざむらい」のチャンネルが選べ、レターセットももらってご機嫌でした。

<知床旅2泊3日の感想> →地図
 初日から息子が熱を出し、一時はどうなることかと思いましたが、予定を変更し、何とか無事に連休を過ごせました。羅臼岳には登れませんでしたが、知床岬クルーズ知床五湖の散策など、知床の自然の気持ちよさを味わいました。
 最も難しいのは、「天気」。予報が晴れでも、山頂は雲に覆われていたり、海は波が高かったりして、行ってみるまで分かりません。自然の厳しさを痛感しました。
 もう一つは、航空券代が超高いこと。ハッキリ言って海外に行くより高いです。それに、シルバーウィークは予想以上に人が多く、船やホテルの予約が大変でした。世界遺産効果でしょう。ビジターセンター、自然センター、世界遺産センターと施設が充実する一方、交通規制もあり、自然保護と観光のあり方が課題だと思いました。
 次は、シーズンを変えて、流氷を見に行きたいと思います!


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by micho7 | 2009-10-15 07:54 | 知床(北海道) | Comments(5)
2009年 10月 14日
<寄り道> 能取湖畔、サンゴ草の赤い水辺
b0067283_12263667.jpg寄り道3ヵ所目は、網走市の能取(のとろ)湖畔を彩るサンゴ草です。塩分の多い湿地に生える一年草で、ちょうど9月下旬が最盛期。茎が丸く枝に節があってサンゴのように見えることから、この名前がつきました。これだけ広範囲にわたって赤く染まる水辺は見たことがありません。中には、ヒトデのような形もあります。海中にいる気分で散策してください!
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by micho7 | 2009-10-14 08:50 | 知床(北海道) | Comments(6)
2009年 10月 13日
<寄り道> 夕暮れ時の「天に続く道」
b0067283_1022276.jpg知床半島を後にして、国道334号線を網走方向にひた走ります。飛行場へ行く前に、寄り道したい場所がありました。「天に続く道」!!
レンタカーを借りた時にもらった見所マップに書いてあり、無性に行ってみたくなりました。

しかし、途中で曲がる道が分からず、20kmも先に行って気づき、引き返しました。すると、夕暮れ時を迎えてほんのりピンクに染まった空に向かって、まっすぐ続く道がありました。その距離は19kmですが、道路の先が空に消えてどこまでも続いているように見えます。

道路の右はオホーツク海、左後方には斜里岳があり、北海道の広い大地を象徴する場所!
強風が吹きつける中、写真を撮り、スピードに注意して、もう一つの寄り道へ向かいました。
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by micho7 | 2009-10-13 09:21 | 知床(北海道) | Comments(6)
2009年 10月 12日
<寄り道> サケの遡上、命をつなぐ営み
b0067283_13491063.jpg秋は、カフラフトマスやサケが産卵のため川を遡ってくる季節。オシンコシンの滝近くを流れる遠音別(おんねべつ)川でも、すごい数の魚の影が見えました(←)。ヒグマでなくても捕まえられそう。川岸にも行ったのですが、流れが速すぎてよく見えません(↓)。それでも、命がけで上ってくる姿に自然に生きるたくましさを感じました。下流の海辺では、サケを狙ってウミネコが群がっています。
どの世界でも必死に生きているんですね!
b0067283_1981153.jpg
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by micho7 | 2009-10-12 08:19 | 知床(北海道) | Comments(4)
2009年 10月 11日
知床⑫ オシンコシンの滝は、優美なドレス (北海道)
b0067283_15345197.jpg
オシンコシンの滝は、国道334号線沿いにあり、知床半島で最初に目にする名所です。
アイヌ語で、「エゾマツの群生地」という意味のオシュンク・ウシが由来。
2本の流れがあるので「双美の滝」とも言われます。
裾を広げながら急斜面を滑り落ちる様子は優美で、坂を上って近づくほど迫力が増しました。
※アクセスがよいこともあり、人気が高く、渋滞することもあるそうです。 →地図
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by micho7 | 2009-10-11 08:51 | 知床(北海道) | Comments(0)
2009年 10月 10日
知床⑪ 知床世界遺産センターで自然学習
b0067283_13423844.jpgウトロを目指し、国道334号線を走ると、大きな道の駅が見えてきます。ここにあるのが、2009年4月に開館した知床世界遺産センター。シャチやヒグマ、流氷などの実物パネルが展示され、自然の雄大さを疑似体験。通行止めなどの情報や様々な質問に答えてくれる人もいて、知床へのゲートウェイです。
b0067283_180799.jpg中に入ると、クマやシカの足跡があり、たどって行くと、魚の遡上(→)や動物たち(↑)に会えるというわけ。息子はトコトコ駆け出しました。隣りに道の駅うとろ・シリエトクがあるので人がいっぱい!ここで食べた鮭の焼魚膳も美味しかったです。それにしても、屋久島、白神山地、知床と世界遺産になると環境省がお金を出し、立派な施設ができるんですよね。
自然理解のために、他の国立公園にもあったらいいなぁ。
※開館時間 : 夏期(8:30~17:30)無休 冬期(9:00~16:30)休・火曜日、年末年始→HP

056.gif<美智代のワンポイント>羅臼ビジターセンター b0067283_11532172.jpg
ウトロ同様、木の温もりを感じる建物です。フロアの中央にぶら下がっているのは?(→)シャチの全身骨格標本!!ハイビジョン映像「知床・羅臼の四季(約30分)」も無料で見ることができますよ! →HP
どちらのセンターにもお絵かきや絵本のコーナーがあり、子ども連れでも安心でした。


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by micho7 | 2009-10-10 09:55 | 知床(北海道) | Comments(2)
2009年 10月 09日
知床⑩ エゾシカと対面
b0067283_16595319.jpgヒグマ、キタキツネ、オジロワシなど、動物たちに会えるのも知床の魅力です。とりわけ、エゾシカはあちこちで見かけました。秋は交尾の時期なのです。体が大きく、がっしりしていて、立派な角。近づくのも怖いくらいです。奈良でシカには慣れていましたが、迫力が違いました。一方、数の増加で2007年から駆除されています。人の手が入った自然は難しいですね。
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by micho7 | 2009-10-09 09:38 | 知床(北海道) | Comments(4)
2009年 10月 08日
知床⑨ 知床五湖で自然満喫
b0067283_15161199.jpg驚きました!知床五湖へ向かう道路が大渋滞。シルバーウィークなのに、船が欠航、峠は霧の中。手軽にハイキングできるココに集中したのでしょう。40分待って駐車場へ。太陽が出ないと、風が冷たく、湿気でヒンヤリしています。5湖を巡るコースは1周3㎞、90分。昨日はヒグマが出て二湖しか行けなかったそうですが、今日はOk!

b0067283_15195089.jpg少しぬかるんでいましたが、しっとりした森に熊鈴の音が響き、心地よいものです。湖の向こうには色づきはじめた木々、耳を澄ますと鳥のさえずり、地面にはどんぐりが…。b0067283_15234482.jpg息子も森の恵みに大喜びです♪心も体もリフレッシュ。車の列は1時間半待ちになっていました。
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by micho7 | 2009-10-08 16:56 | 知床(北海道) | Comments(4)
2009年 10月 07日
知床⑧ ウトロ、天気は下り坂
b0067283_18352668.jpg知床紀行3日目。観光地として賑わうウトロの町(←)に宿泊し、朝を迎えました。海側は少し青空もありますが、連山は厚い雲。ムムム、オホーツク海に白波が立っている!接近中の台風の影響で、観光船はすべて欠航。シルバーウィークで満席だったのに、お気の毒です。ちなみに翌日も欠航でした。
b0067283_18362830.jpg町で一番目をひいたのは、ゴジラ岩!港のすぐ近くにあります。ビルを背景に、今にも動き出しそうですね。百万年前の海底火山活動で作られた部分で、地表に出て侵食されてこんな形になったそうです。
さて、晴れていれば羅臼湖に行く予定でしたが、峠は視界が悪いので、知床五湖に向かいました。前日はヒグマが出て二湖までしか行けなかったそうですが、今日はどうでしょうか?
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by micho7 | 2009-10-07 20:32 | 知床(北海道) | Comments(0)
2009年 10月 02日
知床⑦ 知床岬は、本当の「地の果て」
b0067283_18193674.jpgこれが知床岬です。ここに行く道路はなく、船でしか見られません。平たい大地の上に、こんもりした山が始まっていました。その上に立つ白と黒の灯台。
これこそ本当の「地の果て」!
b0067283_2052120.jpg
b0067283_183034100.jpgここまで来るのは容易ではありませんでした。私が乗ったのは、(←)クルーザー船「ドルフィン」。400人乗りの大型船から小さなクルーザーまで数社の船が航行していますが、シルバーウィークはどこも満席。2日前に偶然キャンセルが出て、なんとか席を確保したのです。
でも、予約順に乗り込むため、いい席ではありません。

b0067283_19134839.jpgそれでも、オホーツク海の風は気持ちよく、時々、しぶきを受けながら進みます。目前にそそり立つ断崖絶壁。荒波に削られてくり貫かれた岩々。小型船だから見られる光景です。

b0067283_1921314.jpgそして、温泉が滝になっている、「カムイワッカの滝」。アイヌ語で「神の水」を意味します。活火山である硫黄山から流れる湯がこの滝の正体。毒性が強く、滝近くの海水はエメラルドグリーンでした。十数年前、奥にある湯の滝に訪れた時、わらじを借りて滝を登り、滝つぼの湯に入りました。しかし、現在は滝つぼは立ち入り禁止になっています。

b0067283_19582075.jpgさらに、ヒグマが魚を獲りに頻繁に現れるというルシャ湾へ。全員が目を凝らしてクマの捜索。
あっ、黒いものがチラチラ動いている!母子のクマを見つけました。テレビで放送されているクマの映像は、大抵がここで撮影されたものだそう。望遠レンズでこれくらい(→)。肉眼では豆粒ほどですが、喜びと感動がこみ上げます。

b0067283_192796.jpgその先にあるカシュニの滝は、崖から直接海水に落ちる知床でも珍しい滝。水量が多く、羽衣のよう。冬は、このまま凍るそうです。岬を回って寄港するまで約3時間。知床半島の多様な姿を知るクルーズでした。

058.gif<知床クルーズの注意点>
※船の上は寒いので防寒着を用意して乗り込んでください。レンタルあり
※一般的に、大型船は揺れが少なく、小型船は大きいです。
  酔い止めを飲む人もいましたが、私が乗った日は波が穏やかで暖かでした。
  揺れも寒さも天候によって大きく違います。
※カムイワッカ、ルシャ湾、知床岬でそれぞれ折り返す3コースあります。 →地図
 なかなか来れるところではないので、一番長い岬コースがオススメですよ!
※ホームページに割引情報が掲載されている船会社があるので、事前にチェック!


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by micho7 | 2009-10-02 18:16 | 知床(北海道) | Comments(2)



ようこそ、「KOTOコレ」へ♪ 京都市で2人の子供を育てながら、世界遺産を巡っています。訪問数は400カ所。日本イコモス国内委員会会員です。ブログは10年目。現在は、夏休みに訪れた小笠原紀行で~す。
by micho7
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<自己紹介>
micho7こと久保美智代
愛媛出身のアナウンサー
愛媛朝日テレビに入社
「ニュースステーション」の桜中継でデビュー♪
2003年9月から奈良在住
2007年9月から兵庫在住
2011年5月から京都在住
詳しいプロフィール

活動歴&お問い合わせ

<趣味>
世界遺産の旅&お寺巡り
世界遺産検定「シルバー」

<WEB>

300ヵ所以上の世界遺産をオリジナル写真で紹介


旅の詳細をブログで報告

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<活動>
朝日旅行・大阪支店
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<連載>
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