丸亀市から車で1時間半。高知市にやってきました。通りには、ヤシの木の街路樹が続き、南国ムードたっぷり。アンパンマンが描かれた路面電車が横切ると、息子は「アンパン!」と声を上げました。作者のやなせたかしさんは、高知県出身なんです。
高知城は、ソテツなど緑が生い茂る高台にそびえていました。石垣、門、櫓、御殿がそろい見所十分。天守閣は堂々たる風格で、さすがは現存12天守の一つです。
1601年から山内一豊(←)が築城しましたが、1727年の大火で追手門(↑)以外を消失。天守閣は1749年の再建です。この2つが1枚の写真に収まるのは、高知城だけなのだとか・・・。城の立派さはもちろん、おそらく大河ドラマ「功名が辻」影響で展示が充実していました。一豊の妻・千代や板垣退助の銅像もあり、アンパンマンへと続く土佐の歴史の厚さを感じました。