
圓光寺から10分ほど北へ歩くと、モミジのトンネルの向こうに、白壁の格式高い門が見えます。曼殊院門跡の勅使門(→)です。門跡とは、皇族や貴族が住職を務める寺院のこと。伝教大師最澄によって比叡山に建てられた坊を起源とし、1656年良尚法親王の時に現在の場所に移され、造営に力を入れられました。大書院、小書院を始め、襖絵など見所が多いのですが、この時期は何と言っても庭が主役。遠州好みの枯山水で、白砂の中に鶴島と亀島を配置し、樹齢400年の五葉松が見事に枝を伸ばしていました。人が多いのでなかなか額縁での写真(↑)は撮れないのですが、カメラを構えて待っていると、タクシーの運転手さんがお客さんに声をかけてくださり、その瞬間、一斉にシャッター音が聞こえました。
※拝観料は600円、無料駐車場あり (11/26撮影)