疏水沿いに歩き、蹴上まで足を延ばしてみました。
十石舟の乗り場から580mに渡って続くインクラインの坂には900本のソメイヨシノがあり、桜のトンネルができています。インクラインは、大津から宇治川まで琵琶湖疏水を引く際、高低差が大きく運河で結べない場所に線路を敷いて、荷物の上げ下ろしなしに船ごと運ぶ鉄道です(→)。世界最長ということで、一番上まで行くと結構疲れますが、桜がきれいなので行ってみたくなるんですよねぇ。途中の看板を興味深く読む人も…。社寺と桜もいいですが、桜を通じて産業遺産を知るよい機会です。ちなみに、ベルギーには
運河の高低差を水の圧力を使って上げ下げするリフトがあり、世界遺産です。