世界文化遺産登録20周年を記念した「斑鳩フォーラム」が開かれました。
法隆寺の大野管長、奈良大名誉教授の水野先生、奈良文化財研究所の松村所長(右)を
パネリストにお迎えし、『法隆寺の歴史と太子信仰』をテーマに私がコーディネート。
いや~、緊張しました。事前に3人の方々を訪問し、何冊も本を読んで勉強しました。
大野管長が、「和をもって貴しとなす」という聖徳太子の精神、水野先生が「もてなしの心(=和)」、松村所長が「解体修理をしながら木造建築物を守ってきた日本(=和)の保存様式」を話してくださいました。今年の漢字は、「輪」に決まりましたが、私にとっては、ユネスコが目指す「平和」、無形文化遺産の「和食」、そして今日の「和の精神」、つまり、『和』です! この「和」を世界に広げていきましょう、と締めくくりました。