思わず暖簾をくぐってみたくなる京都のお蕎麦屋さん。江戸時代から続く麩屋町通三条の河道屋です。間口は狭いのですが、奥の中庭から柔らかい光が差し込んで、静かで落ち着いた雰囲気。座敷に座ると、足がやっと入るくらいの低いテーブルで、背を丸めて食べます。これも昔風?なんだかレトロで面白い。
山椒の効いた鴨なんばは、寒い体に出しが染み渡り、文句無く美味しい。ご飯をつけてちょうどいいくらいの量でした。後からメニューを見ると、「辛味大根入りました!」の文字。しまった、「美味しんぼ」にも登場するこれを食べるべきだったのに・・・。近々、また行かなければ!! また、吉田神社の節分祭の年越し蕎麦もここなんですね。季節の食材や行事が結びつく「京の食」。奥深し~