「茶かぶき」をご存じでしょうか？ お茶の種類や銘柄を当てるゲームで、茶文化が広まった南北朝時代から続く闘茶のこと。茶香服と書きます。宇治茶の世界遺産推進委員になって産地を巡る中で、地元の人がよく話題にしていました。今回、初心者ＯＫという大会を見つけ、初参戦。
2種類の玉露と3種類の煎茶に、花鳥風月客という名前をつけ、一つずつ飲みながら、自分が思ったお茶のシールを貼っていきます（本来は札を入れます）。まず、5種類飲んで1セット。ここで答え合わせをしますが、私は0点。味や香りが何となく違うのは分かりますが、普段から飲みなれてないので、難しい～！これを5セット繰り返し、正解数が多い人が優勝です。

テレビで流行の格付けチェックみたいですね。25回飲んだのですが、結果は9点。完全に三流以下ですが（笑）、お茶の新しい楽しみ方を知ったような気がして、面白かったです。南北朝時代の茶人は、遊び心があって何と風流なことをししていたんだろうと思いました。


そして、その茶の心を現代に守り伝えている宇治の人たちは、本当にお茶を愛しているんですね。若い人が大勢参加していることがその表れだと思いました。3歳の娘には、抹茶チョコと宇治茶のペットボトルを特別に出してくださり、おもてなしを受けました。ありがとうございました♪