宇治市で開かれた景観まちづくりシンポジウムで、
東京大学先端科学技術研究センター所長で教授の西村幸夫先生が講演されました。
宇治茶景観は、さまざまな土地利用によるパッチワークの茶畑であること。
畝の間に建てられた鳥居の写真を示し、茶畑の中に信仰が組み入れられ、
歴史を感じさせると感想を述べられました。
また、人の手が入らないと保てない風景であり、住民が誇りに思って維持できる仕組みが必要ということで、各地の事例を分かりやすく説明してくださり、大変、勉強になりました。
「魅力的な風景がひとを呼び込む」
町づくりに正解はなく、それを作るのは住民ひとりひとりなのだと改めて思いました。