15:00 奥州市の長者ヶ原廃寺跡です。 ⇒
前回の冬の旅
ここも、
世界遺産の構成資産から外れ、現在、暫定リストで登録を目指しています。
一面、田畑が広がるのどかな景色の中に、ポツンとある石碑と看板を見つけました。
土塁で区画された南北100m、東西90mの方形の中に本堂跡や西方塔跡が確認。
奥州藤原氏の祖先、
安倍氏の建立ではないかと考えられています。
伽藍と本堂の復元図がありました。
さらに、説明版によると、正面の南門、本堂、北門が一直線に並んでいて、
その線を南に延長すると、中尊寺のある関山丘陵の最高地点(写真↑)に到達します。
中尊寺が建立前から、山の位置を計算して建てられていた寺院だったのですね。
<美智代のワンポイント>
ガイドさんはいませんが、真新しい駐車場と無料のパンフレットboxがありました。