奈良県
高取町の山頂に、戦国時代に築かれた大きな城跡(史跡)がありました。(撮影12/1)
かつての規模は櫓27棟、門33戸、石垣2700m。想像してみてください。なんて立派だったことか!今となっては、苔むした長い石垣がその面影を残すのみ。
城跡に行くには、うっそうとした森の中、細い山道を登っていきます。
えっ、こんなところにお城なんてあるの?と思いましたが、突如、見上げるほどの石垣が!
その上を、黄金に光るモミジが覆い、かつての栄華をしのばせました。
さらに進んでいくと・・・
薄暗い林から一転、明るい広場にでました本丸へと続く石垣が、何段にもなって遠くまで伸びています。登ってくるだけでも大変な場所に、こんな大きな城壁があったなんて!
頂上で、眼下に広がる町並みをしみじみ眺めました。