「大アンコール・ワット展」で、かつての大阪の都に寄りました。
大阪歴史博物館の地下に埋まっているのが、難波宮跡の遺構です。
博物館を背景に史跡公園があり、大極殿の基壇が復元されていました。
難波宮は、飛鳥~奈良時代に2回遷都されました。
1回目は、大化の改新の直後。
難波津は昔から港として栄え、中国大陸と交流するのに都合がよかったからです。
2回目は、744年。聖武天皇が遷都しました。
すでに平城京の複都として離宮を造っていました。
難波宮の大極殿はその後、長岡京に移築されます。
恭仁京(くにきょう)や紫香楽宮(しがらきのみや)。
あまり大きく取り上げられませんが、こういうマイナー(失礼!)な都のほうが、面白いかも?