7月2～12日、ポーランド・クラクフで第41回世界遺産会が開かれ、福岡県の「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が日本で21番目の世界遺産になりました。沖ノ島は、九州本土から60kｍ離れた島で女性の神様を祀っています。縄文時代からの出土品が多数あることから「海の正倉院」とも呼ばれます。
今も女人禁制で、私は上陸できませんが、登録されたことで興味がわいてきます。

むしろ、イギリスの湖水地方の方が馴染みがあります。
イングランドきっての観光名所で、山と湖が織りなす景色にゆったり気分♪
特に、ピーターラビットの作者ベアトリクス・ポターが住んでいたヒル・トップ（↑）があり、物語の世界がどんどん広がっていきます。
ポターさんは、絵本の世界を維持するために、広大な土地を買い取り、
そのまま維持する条件でナショナル・トラストに引き渡したました。
建物だけでなく景観の大切さ、その理念が多くの人たちに支持されて守られていること
私はここでナショナル・トラストの素晴らしさを知りました。

もうひとつ、中国の福建省廈門（アモイ）市沖に浮かぶコロンス島も登録されました。各国の領事館があったところで、西洋の雰囲気ただようリゾート島です。単位面積あたりのピアノの保有台数は中国一だそうで、リッチで優雅な生活が思い描けます。
これらが世界遺産になったことで、私の訪問数が2つ増え、402ヵ所になりました。